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8/22 不整脈「WPW症候群・発作性上室性頻拍症」について

yuuaihoumon21

おはようございます。熊本市北区の訪問看護ステーション優愛です。

毎日暑いですね。そしてまだまだ新型コロナウイルスの影響が大きいです。感染者も多く注意が必要です。 少しブログの更新が開いてしまいました。これからも少しづつ更新していく予定です。

今回は不整脈「WPW症候群・発作性上室性頻拍症」についてです。

正常の伝導路(電線)以外に、心房と心室の間に余分な電線(副伝導路)がある<下図>ために、正常の電線と余分な電線の間で電気の旋回が起こって頻脈(発作性上室性頻拍)が発生する病気です。WPW症候群は生まれつきの病気ですが、一定の年齢にならないと頻脈発作は起こらないことが多く、3~4割の人はずっと発作が起こらないといわれています。

心電図でWPW症候群といわれても、動悸症状のない場合、治療は必要ありません。でも病的な動悸(脈拍数が150以上で突然始まり、突然止まる動悸、あるいはまったく不規則に脈の打つ動悸)症状があり、それがいったん生じると長く続く場合、または頻繁に起こる場合は治療が必要になります。

発作時の症状が強くて、日常生活に支障が出るようであれば、根本的な治療(カテーテルアブレーション:後で詳しく説明します)をした方がよいでしょう。これは心臓に入れた細い管(カテーテル)の先から高周波を流して異常な回路(副伝導路)を焼き切る治療法で、これを行うと心電図は正常になり、頻脈発作も起らなくなります。


では、本日もご安全に。行ってらっしゃい。

 
 
 

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